先輩、iDeCo始めるってよ

※この記事は、夫が自分の経験をもとに書いています。

毎月、少しずつ貯金はしている。

でも、その貯金に明確な目的はない。

家計を整えたことで、我が家のお金の流れは前より見えるようになりました。

急な出費にも備えるようになりました。

固定費も見直しました。

削りたくないお金も考えるようになりました。

それでも、まだ不安は残っていました。

このまま貯金していけばいいのか。

貯金だけで、将来に備えられるのか。

そもそも、今あるお金をどう分ければいいのか。

何から始めればいいのか。

投資という言葉は知っていました。

でも、自分にはまだ関係のないものだと思っていました。

お金に詳しい人がやるもの。

余裕のある人がやるもの。

自分が考えるのは、まだ先の話。

そんな感覚でした。

ところが、ある日、職場で小さなきっかけがありました。

隣の席の先輩が、iDeCoを始めようとしていたのです。

その言葉、聞いたことはあるけれど

iDeCo。

名前は聞いたことがありました。

でも、当時の私は、ほとんど分かっていませんでした。

老後のための制度らしい。

税金が少し関係するらしい。

投資っぽいものらしい。

その程度です。

内容を説明できるほどの知識はありません。

自分に関係がある制度なのか。

公務員でも使えるのか。

いくらから始められるのか。

どんなメリットがあるのか。

何に注意すべきなのか。

何も分かっていませんでした。

だから、先輩がiDeCoの手続きをしていると聞いた時、最初に思ったのは、

「iDeCoって何だろう。」

という、かなり素朴な疑問でした。

隣の席の先輩が、手続きをしていた

職場で隣に座っていた先輩が、iDeCoを始めようとしていました。

特別に投資家のような人ではありません。

毎日同じ職場で働いている、身近な先輩です。

その先輩が、iDeCoの手続きを進めている。

それを見た時、急に現実味が出ました。

投資や資産形成は、自分とは遠い世界の話だと思っていました。

でも、隣の席の先輩がやっている。

同じように働いている人が、将来のお金について動き始めている。

それなら、自分にも関係があるのかもしれない。

そう思いました。

何か大きな説明を受けたわけではありません。

強く勧められたわけでもありません。

ただ、身近な人が行動していた。

それだけで、私の中の距離感が少し変わりました。

自分には関係ない、と思っていた

それまでの私は、投資や資産形成をどこか他人事のように見ていました。

お金に詳しい人がやるもの。

余裕資金がたくさんある人がやるもの。

失敗すると怖いもの。

自分にはまだ早いもの。

そう思っていました。

特に、家を建てている途中で、これから住宅ローンも始まる時期です。

引っ越しもある。

子どもたちの成長にもお金がかかる。

家計を整え始めたばかり。

そんな状態で、投資を考えていいのか。

むしろ危ないのではないか。

そういう感覚もありました。

でも、貯金しているだけでは不安が消えない。

それも事実でした。

だから、先輩がiDeCoを始めようとしている姿を見た時、

自分は何も知らないだけなのではないか。

知らないから、怖いと思っているだけなのではないか。

そんな気持ちが出てきました。

iDeCoは、投資というより制度だった

iDeCoについて少し調べ始めると、最初に感じたのは意外さでした。

私は、投資という言葉にばかり反応していました。

値下がりするかもしれない。

損をするかもしれない。

怖い。

そういう印象です。

でも、iDeCoは単なる投資商品ではなく、老後資金を作るための制度でした。

税制の仕組みがある。

掛金に上限がある。

原則として、すぐには引き出せない。

老後のために長く積み立てる。

そういう制度だと知って、少し見え方が変わりました。

もちろん、すぐに理解できたわけではありません。

むしろ、調べるほど分からない言葉が出てきました。

掛金。

所得控除。

運用商品。

元本確保型。

投資信託。

受け取り方。

手数料。

知らない言葉ばかりでした。

でも、少なくとも一つ分かったことがあります。

これは、ただお金を増やす話ではない。

将来のお金をどう準備するかという話なのだ。

そう感じました。

知らないまま怖がっていた

iDeCoを調べながら、自分がかなり知らないことに気づきました。

税金のこと。

年金のこと。

老後資金のこと。

投資信託のこと。

制度のこと。

家計を整える中で、保険についても同じことを感じました。

知らないから怖い。

分からないから動けない。

でも、知らないままでは判断できない。

iDeCoも同じでした。

投資は怖い。

損をしたらどうしよう。

老後のためとはいえ、今のお金を使っていいのか。

そう思う気持ちはありました。

でも、それ以前に、私は制度をほとんど知りませんでした。

怖いかどうかを判断する前に、まず何なのかを知らなければいけない。

そう思うようになりました。

始める前に、まず調べることにした

先輩がiDeCoを始めようとしている。

それを見て、すぐに自分も申し込んだわけではありません。

むしろ、最初はかなり慎重でした。

自分にも必要なのか。

今の家計で始めて大丈夫なのか。

住宅ローンが始まる前にやっていいのか。

途中でやめられるのか。

損をしたらどうなるのか。

公務員の場合、掛金はいくらまでなのか。

調べたいことがたくさんありました。

だから、まずは情報を集めることにしました。

ネットで調べる。

制度の説明を見る。

iDeCoという言葉の意味を確認する。

でも、調べれば調べるほど、もっと全体を知りたくなりました。

iDeCoだけを調べても、よく分からない。

そもそも、貯金と投資をどう考えればいいのか。

家族のお金を、どう準備していけばいいのか。

そこを知る必要があると思いました。

小さなきっかけが、本屋へつながった

今振り返ると、先輩がiDeCoを始めようとしていたことは、本当に小さなきっかけでした。

誰かに強く勧められたわけではありません。

投資を始めなさいと言われたわけでもありません。

ただ、身近な人が、将来のお金について行動していた。

それを見て、

自分も少しは知らないといけないのではないか。

そう思っただけです。

でも、その小さな違和感が、次の行動につながりました。

本屋に行って、お金の本を探してみよう。

まずは、自分でも読めそうな本を一冊探してみよう。

そう思いました。

貯金しているのに不安だった自分にとって、iDeCoは答えではありませんでした。

でも、問いをくれました。

このまま貯金だけでいいのか。

将来のお金をどう準備するのか。

投資は本当に自分に関係ないのか。

その問いが、私を本屋に向かわせました。

今日ひとつだけ、聞いたことのある制度を調べてみる

この記事で伝えたいのは、iDeCoを始めましょう、ということではありません。

投資をしましょう、という話でもありません。

まずは、聞いたことはあるけれど、よく分かっていない制度を一つだけ調べてみる。

それだけでいいと思います。

iDeCoでもいい。

NISAでもいい。

年金でもいい。

保険でもいい。

税金でもいい。

名前は知っている。

でも、人に説明できるほどは分かっていない。

そういうものを一つだけ調べてみる。

それだけでも、お金の不安は少し形を変えます。

我が家の場合、隣の席の先輩がiDeCoを始めようとしていたことが、最初の小さなきっかけでした。

そして、そのきっかけから、本屋で一冊の本に出会うことになります。

次は、『貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス』との出会いについて書きます。

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