※この記事は、夫が自分の経験をもとに書いています。
投資を始めてから、ニュースの見え方が少し変わりました。
株価。
為替。
金利。
税金。
社会保障。
制度の変更。
それまで聞き流していた言葉が、少しずつ家計とつながって見えるようになりました。
最初は、投資のことを知りたかっただけです。
NISAはどう使えばいいのか。
iDeCoはどう考えればいいのか。
どの商品を選べばいいのか。
どうすれば失敗しにくいのか。
そんなことを調べていました。
でも、学んでいくうちに、だんだん気づきました。
投資だけ知っていても、家族の未来は守れない。
お金を増やすことだけ考えていても、安心にはつながらない。
我が家に必要だったのは、もっと具体的に未来を見ることでした。
何となく不安。
いつかお金がかかりそう。
子どもたちの進学が心配。
住宅ローンもある。
そういうぼんやりした不安を、ただ不安のままにしておくのではなく、
いつ。
何に。
どれくらい。
必要になるのか。
そこまで見ていく必要があると思うようになりました。
未来の不安が、少しずつ予定に変わり始めたのです。
正解を探しても、我が家の答えは出ない
投資を始めると、たくさんの情報が入ってきます。
この商品がいい。
この方法が正解。
NISAはこう使うべき。
iDeCoはこう考えるべき。
インデックス投資がいい。
いや、別の方法もある。
本当にいろいろな意見があります。
私も最初は、正解を探していました。
どの方法が一番いいのか。
何を選べば間違えないのか。
誰の言うことを信じればいいのか。
でも、情報を見れば見るほど、分からなくなっていきました。
人によって家族構成が違います。
収入も違います。
住宅ローンの有無も違います。
子どもの人数も年齢も違います。
不安に感じることも違います。
それなのに、全員にとって同じ正解があるのだろうか。
そう考えるようになりました。
大事なのは、誰かの正解をそのまま真似することではありません。
我が家にとって、続けられる形なのか。
我が家にとって、納得できる準備なのか。
そこを考えることでした。
知らないことが多すぎる
投資を学び始めると、知らないことが次々に出てきました。
NISA。
iDeCo。
税金。
社会保障。
保険。
年金。
教育費。
住宅ローン。
制度の変更。
一つ分かると、また別の分からないことが出てきます。
最初は、投資のことだけ勉強すればいいと思っていました。
でも、家族のお金を考えるなら、それだけでは足りませんでした。
もし自分に何かあったら、家族はどうなるのか。
子どもたちの進学には、いつお金が必要になるのか。
制度が変わったら、今の準備はどう変わるのか。
住宅ローンを抱えながら、どこまで備えられるのか。
考えれば考えるほど、知らないことが多すぎました。
でも、それは悪いことではなかったと思います。
知らないことに気づいたから、学ぼうと思えました。
分からないことが見えたから、調べるようになりました。
不安の正体が、少しずつ形になっていきました。
単身赴任だったから、考える時間があった
当時の我が家は、単身赴任でした。
妻は、家事や子育てに追われていました。
毎日を回すだけでも大変だったと思います。
夫婦でゆっくり将来のことを話す時間も、いつも十分にあったわけではありません。
一方で、私は単身赴任だったからこそ、一人で考える時間がありました。
もちろん、離れて暮らすことは簡単ではありません。
家族の毎日を近くで支えられないもどかしさもあります。
でも、その時間をどう使うかは自分次第でした。
だったら、家族のために学ぼう。
家計のこと。
制度のこと。
教育費のこと。
将来のこと。
私が学んで、妻に分かりやすく伝えられれば、家族の安心につながるかもしれない。
そう考えるようになりました。
お金の勉強は、自分のためだけではありませんでした。
家族と同じ方向を見るための準備でもありました。
制度は変わる。でも、軸は変えない
学んでいく中で、もう一つ感じたことがあります。
制度は変わる。
ということです。
NISAも変わります。
iDeCoも変わります。
税制も変わります。
社会保障も変わります。
一度調べたから終わりではありません。
今の制度に合わせて考えても、数年後には変わっているかもしれません。
最初は、そこにも不安を感じました。
せっかく勉強しても、制度が変わったらどうするのか。
今の判断が、将来も正しいとは限らないのではないか。
そう考えると、また迷いそうになります。
でも、制度が変わっても、我が家の軸まで変える必要はないと思いました。
家族の暮らしを守る。
子どもたちの選択肢を狭めない。
必要な時に、必要なお金を準備できるようにする。
何かあった時に、慌てず対応できるようにする。
制度は変わっても、この考え方は変わりません。
制度に振り回されるのではなく、家族の軸に合わせて制度を使う。
そう考えると、少し落ち着いて見られるようになりました。
不安を、予定に変えていく
ここまで学んできて、ようやく分かってきたことがあります。
不安は、なくそうとしても簡単にはなくなりません。
住宅ローンがある。
子どもたちが成長する。
進学がある。
卒業がある。
入学がある。
制度も変わる。
物価も変わる。
将来のことを考えれば、不安は出てきます。
でも、不安のままにしておくより、予定に変えた方がいい。
そう思うようになりました。
いつ起きるのか。
何が必要なのか。
どれくらい準備すればいいのか。
今から何ができるのか。
そこまで考えると、不安は少しだけ扱いやすくなります。
もちろん、すべてを完璧に見通せるわけではありません。
予定どおりにいかないこともあります。
でも、何も見ないまま不安でいるよりは、ずっといい。
未来を怖がるだけではなく、具体的に見ていく。
それが、次に必要なことでした。
最初に見えたのは、教育費
家族の未来を具体的に見ようとした時、最初に大きく見えてきたものがあります。
教育費です。
子どもたちは、必ず成長します。
小学校を卒業する。
中学校に入る。
高校に進む。
大学や専門学校を考える時期が来る。
いつか来るかもしれない支出ではありません。
かなりの確率で、時期が見えている支出です。
それなのに、私は最初、教育費をどこかぼんやりと考えていました。
いつか必要になるお金。
たぶん大きなお金。
でも、具体的にはまだ分からないお金。
そんな感覚でした。
でも、家族の未来を予定として見ようとすると、教育費は避けて通れませんでした。
子どもたちの選択肢を守るために、どう準備するのか。
貯めるだけでいいのか。
いつ使うのか。
どれくらい必要なのか。
次に考えるべきことは、そこでした。
今日ひとつだけ、未来の予定を書き出してみる
この記事で伝えたいのは、将来の不安を全部なくしましょう、ということではありません。
完璧な計画を作りましょう、という話でもありません。
まずは、家族の未来で分かっている予定を一つだけ書き出してみる。
それだけでもいいと思います。
子どもの入学。
卒業。
車の買い替え。
住宅ローン。
親のこと。
自分たちの老後。
何でも大丈夫です。
いつか不安。
そう思っていることを、
いつ頃。
何が。
どれくらい。
という形に少しだけ近づけてみる。
それだけで、不安は少し予定に変わります。
我が家の場合、投資や制度を学んだことで、家族の未来を具体的に見る必要があると感じました。
そして最初に向き合うことになったのが、教育費でした。
次は、教育費は「貯める」より「準備する」と考えるようになった話です。
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