運命の子猫との出会い|エマを迎えた日

【我が家の物語】

第1話 猫を諦めていた我が家がデボンレックスと出会うまで

第2話 猫と暮らしたくて家を買いました

第3話 運命の子猫との出会い|エマを迎えた日 ← 今回

第4話 エマが家族になって変わったこと

第5話 2匹目を迎えることにした理由|ティティとの出会い


はじめに

前回の記事では、我が家が持ち家を選び、家づくりを始めた頃のお話を書きました。

家族の居場所を作りたい。

そして、いつかデボンレックスと暮らしたい。

そんな未来を思い描きながら家づくりを進めていました。

しかし現実は、思い描いていた通りには進みませんでした。

家が完成する前に夫の転勤が決まり、単身赴任が始まったのです。

今回は、そんな慌ただしい時期に家族のもとへやってきたエマとの出会いについて書こうと思います。

夫の単身赴任が決まった

家づくりが進んでいた頃、夫の転勤が決まりました。

新しい家はまだ完成していません。

それなのに先に単身赴任が始まることになりました。

家族で暮らしていた毎日が終わり、夫だけが先に新しい土地へ向かいました。

残された私たちは、家が完成するまでの間、別の場所で暮らす準備を進めなければなりませんでした。

当時は本当に慌ただしかったことを覚えています。

引越しと新生活の準備

夫が転勤したあと、私と子どもたちも引越しをする予定でした。

慣れ親しんだ土地を離れ、新しい環境で暮らすことになります。

子どもたちにとっても大きな変化でした。

卒園。

卒業。

そして入学。

楽しみな気持ちもあったと思います。

でも不安もあったはずです。

友達と離れること。

新しい学校へ通うこと。

知らない環境で生活すること。

子どもながらに色々なことを感じていたと思います。

私自身も余裕があったわけではありません。

引越しの準備。

手続き。

子どもたちの学校関係。

やることは山ほどありました。

そんな時期でした。

その頃に届いた嬉しい知らせ

そんな慌ただしい毎日の中で、キャッテリーのオーナーさんから連絡をいただきました。

「きっと好きになると思う子が生まれました」

待ち続けていた言葉でした。

写真を送っていただいた瞬間のことは今でも覚えています。

小さな体。

大きな耳。

優しそうな表情。

画面越しでもかわいさが伝わってきました。

すぐに夫にも送りました。

子どもたちにも見せました。

家族全員の反応は同じでした。

「かわいい」

そして、

「この子だね」

という気持ちになりました。

その子がエマでした。

会える日が待ち遠しかった

エマに決まってからは、毎日写真を見るようになりました。

送っていただく写真を見るたびに、

「少し大きくなったね」

「耳が大きいね」

「早く会いたいね」

そんな話をしていました。

家づくりも進んでいました。

新生活も始まろうとしていました。

でも家族の話題は自然とエマのことになっていました。

子どもたちも楽しみにしていました。

私も楽しみでした。

夫も単身赴任先から写真を見ていました。

家族みんなが同じ日を待っていました。

コロナ禍で迎えに行けなかった

本来なら私たちが会いに行きたかったと思います。

実際に会って抱っこして。

そのまま一緒に帰ってきたかった。

でも当時はコロナ禍でした。

自由に移動できる状況ではありませんでした。

結局、オーナーさんがエマを飛行機に乗せて送り出してくださることになりました。

本当に感謝しています。

今思い返しても、とても心強い存在でした。

空港へ迎えに行った日

当日、私は空港へ向かいました。

飛行機が到着するまで落ち着きませんでした。

ちゃんと来るだろうか。

怖がっていないだろうか。

体調は大丈夫だろうか。

いろいろなことを考えていました。

そしてついにエマと対面しました。

小さなキャリーの中にいる姿を見た瞬間、ほっとしたことを覚えています。

思っていた以上に小さくて、かわいくて。

「よく来たね」

そんな気持ちでした。

子どもたちとの初対面

でも、本当の意味でエマを迎えた瞬間は別にありました。

家へ帰った時です。

子どもたちは朝からずっと楽しみにしていました。

キャリーを開ける瞬間、みんなが集まっていました。

そっと顔を出したエマ。

その瞬間の子どもたちの表情を今でも覚えています。

満面の笑顔でした。

それまで新しい環境への不安もあったと思います。

父親と離れて暮らす寂しさもあったと思います。

でも、その日はずっと笑っていました。

エマの動きを見て笑い、

エマの寝顔を見て笑い、

エマが歩くだけで笑っていました。

家の空気が変わった瞬間だったと思います。

家族がひとつになった日

夫は遠く離れた場所にいました。

新しい家もまだ完成していませんでした。

私たちも新しい生活に慣れている途中でした。

それでも、その日から家族の中心にはエマがいました。

エマがいるだけで会話が増えました。

写真を送り合うことも増えました。

離れていても同じ話題を共有できるようになりました。

今振り返ると、エマは単なる猫ではありませんでした。

家族をつないでくれる存在だったのだと思います。

まとめ

エマを迎えた頃の我が家は、大きな変化の中にいました。

単身赴任。

引越し。

卒園。

卒業。

入学。

そしてコロナ禍。

不安がなかったと言えば嘘になります。

そんな時にやってきたのがエマでした。

小さな体でしたが、家族に与えてくれた安心感はとても大きなものでした。

家はまだ完成していませんでした。

でも、家族としての形は少しずつ完成し始めていたのかもしれません。

次回は、エマが家族になって変わったことについて書こうと思います。