【我が家の物語】
第3話 運命の子猫との出会い|エマを迎えた日 ← 今回
第4話 エマが家族になって変わったこと
第5話 2匹目を迎えることにした理由|ティティとの出会い
前回の記事では、我が家が持ち家を選び、家づくりを始めたころのお話を書きました。
家族の居場所を作りたい。
そして、いつかデボンレックスと暮らしたい。
そんな未来を思い描きながら、家づくりを進めていました。
でも現実は、思い描いていた通りには進みませんでした。
家が完成する前に夫の転勤が決まり、単身赴任が始まったのです。
今回は、そんな慌ただしい時期に我が家へやってきた、エマとの出会いについて書きます。
夫の単身赴任が決まる
家づくりが進んでいたころ、夫の転勤が決まりました。
新しい家はまだ完成していません。
それなのに、夫だけが先に新しい土地へ向かうことになりました。
家族で一緒に暮らしていた毎日が変わり、単身赴任が始まりました。
家を建てること。
引越しの準備。
子どもたちの新生活。
そして、夫の単身赴任。
いろいろな変化が一度に重なっていた時期でした。
今振り返っても、あのころは本当に慌ただしかったと思います。
引越しと新生活の準備
夫が転勤したあと、私と子どもたちも引越しをする予定でした。
慣れ親しんだ土地を離れ、新しい環境で暮らすことになります。
子どもたちにとっても、大きな変化でした。
卒園。
卒業。
入学。
新しい学校。
新しい友達。
新しい生活。
楽しみな気持ちもあったと思います。
でも、不安もあったはずです。
友達と離れること。
知らない環境で生活すること。
父親と離れて暮らすこと。
子どもながらに、いろいろなことを感じていたと思います。
私自身も余裕があったわけではありません。
引越しの準備。
各種手続き。
学校関係の準備。
家づくりのこと。
毎日やることがたくさんありました。
そんな時期でした。
キャッテリーからの嬉しい知らせ
慌ただしい毎日の中で、キャッテリーのオーナーさんから連絡をいただきました。
「きっと好きになると思う子が生まれました」
待ち続けていた言葉でした。
写真を送っていただいた瞬間のことは、今でもよく覚えています。
小さな体。
大きな耳。
優しそうな表情。
画面越しでも、かわいさが伝わってきました。
子どもたちにも見せました。
家族全員の反応は同じでした。
「かわいい」
そして、
「この子だね」
という気持ちになりました。
その子が、エマでした。
エマの写真を見たとき、家族みんなが同じ方向を向いたような感覚がありました。
まだ会っていないのに、もう家族になる子のように感じていました。
あの写真を見た瞬間のことは、今でも忘れられません。
会える日が待ち遠しい
エマに決まってからは、毎日のように写真を見ていました。
送っていただく写真を見るたびに、家族で話しました。
「少し大きくなったね」
「耳が大きいね」
「早く会いたいね」
家づくりも進んでいました。
新生活も始まろうとしていました。
でも、家族の話題は自然とエマのことになっていました。
子どもたちも楽しみにしていました。
私も楽しみでした。
夫も単身赴任先から、送られてくる写真を見ていました。
離れて暮らしていても、家族みんなが同じ日を待っていました。
エマに会える日。
エマを家族として迎える日。
その日が、少しずつ近づいていました。
コロナ禍で迎えに行けなかった
本来なら、私たちが直接会いに行きたかったと思います。
実際に会って、抱っこして、そのまま一緒に帰ってきたかったです。
でも、当時はコロナ禍でした。
自由に移動できる状況ではありませんでした。
そのため、オーナーさんがエマを飛行機に乗せて送り出してくださることになりました。
とてもありがたかったです。
不安な時期でしたが、丁寧に対応していただき、本当に心強く感じました。
今思い返しても、感謝しています。
空港でお出迎え
当日、私は空港へ向かいました。
飛行機が到着するまで、落ち着きませんでした。
ちゃんと来るだろうか。
怖がっていないだろうか。
体調は大丈夫だろうか。
いろいろなことを考えていました。
そして、ついにエマと対面しました。
小さなキャリーの中にいるエマを見た瞬間、ほっとしたことを覚えています。
思っていた以上に小さくて、かわいくて。
「よく来たね」
そんな気持ちになりました。
不安と楽しみが入り混じっていた時間が、ようやく安心に変わった瞬間でした。
無事に会えてよかった〜
子どもたちとの初対面
でも、本当の意味でエマを迎えた瞬間は、空港ではなく家に帰ったときだったと思います。
子どもたちは、朝からずっと楽しみにしていました。
学校から帰った瞬間、、みんなすぐにエマのところに集まっていました。
そっと顔を出したエマ。
その瞬間の子どもたちの表情を、今でも覚えています。
満面の笑顔でした。
それまで、新しい環境への不安もあったと思います。
父親と離れて暮らす寂しさもあったと思います。
引越しや入学を前に、落ち着かない気持ちもあったはずです。
でも、その日はずっと笑っていました。
エマの動きを見て笑う。
エマの寝顔を見て笑う。
エマが歩くだけで笑う。
家の空気が変わった瞬間だったと思います。
家族がひとつになった日
夫は遠く離れた場所にいました。
新しい家もまだ完成していませんでした。
私たちも、新しい生活に慣れている途中でした。
それでも、その日から家族の中心にはエマがいました。
エマがいるだけで、会話が増えました。
写真を送り合うことも増えました。
離れていても、同じ話題を共有できるようになりました。
「今日のエマ、こんな顔してたよ」
「こんなところで寝ていたよ」
「子どもたちがエマを見て笑っていたよ」
そんなやり取りが、家族の中に増えました。
今振り返ると、エマは単なる猫ではありませんでした。
家族をつないでくれる存在だったのだと思います。
慌ただしい時期に来てくれた意味
エマを迎えたころの我が家は、大きな変化の中にいました。
単身赴任。
引越し。
卒園。
卒業。
入学。
コロナ禍。
不安がなかったと言えば嘘になります。
むしろ、不安なことの方が多かったかもしれません。
そんな時期に、エマは我が家へ来てくれました。
小さな体でした。
でも、家族に与えてくれた安心感はとても大きなものでした。
家はまだ完成していませんでした。
家族全員が同じ場所で暮らしていたわけでもありませんでした。
でも、エマが来たことで、我が家の形が少し変わりました。
猫を迎えたというより、家族がひとり増えた。
そんな感覚に近かったと思います。
まとめ
エマを迎えた日は、我が家にとって忘れられない日です。
家づくりの途中で単身赴任が始まり、引越しや子どもたちの新生活も重なっていました。
そんな慌ただしい時期に、キャッテリーから届いた一本の連絡。
「きっと好きになると思う子が生まれました」
その子が、エマでした。
空港で初めて対面したときの安心感。
家に帰って、子どもたちがエマを見たときの笑顔。
離れて暮らす夫と、エマの写真を共有した時間。
どれも、今でも大切な思い出です。
エマは小さな子猫でした。
でも、家族に与えてくれたものはとても大きかったです。
次回は、エマが家族になってから、我が家の暮らしがどう変わったのかを書こうと思います。
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