【我が家の物語】
第2話 猫と暮らしたくて家を買いました ← 今回
第3話 運命の子猫との出会い|エマを迎えた日
第4話 エマが家族になって変わったこと
第5話 2匹目を迎えることにした理由|ティティとの出会い
はじめに
前回の記事では、我が家がデボンレックスと出会うまでのお話を書きました。
猫アレルギーや社宅暮らしという現実がありながらも、
「いつかこの猫と暮らしたい」
という気持ちが家族の中に生まれました。
しかし、その頃の我が家には大きな問題がありました。
そもそも猫を迎えられる家がなかったのです。
今回は、我が家が持ち家を選び、家づくりを始めた頃のお話です。
子どもたちの成長と将来への不安
子どもたちが小さい頃は、社宅暮らしに大きな不満はありませんでした。
転勤があれば引っ越す。
与えられた環境で暮らす。
それが当たり前でした。
しかし、子どもたちが成長するにつれて考えることが増えてきました。
このまま賃貸で暮らすのか。
それとも家を持つのか。
将来どこで暮らしていくのか。
家族が集まる場所はどこになるのか。
そんなことを夫婦で話す機会が増えていきました。
持ち家か賃貸か
家を買うということは簡単な決断ではありません。
住宅ローンがあります。
固定資産税もあります。
修繕費もかかります。
転勤がある仕事なので、将来的に単身赴任になる可能性もありました。
今振り返れば、家を買わない理由はいくらでもありました。
実際に何度も悩みました。
本当に家を買う必要があるのだろうか。
賃貸のままでもいいのではないか。
そんな話を夫婦で何度も繰り返しました。
家族が帰る場所を作りたかった
それでも最終的に私たちが家を選んだ理由は、とてもシンプルでした。
家族が帰ってこられる場所を作りたかったのです。
転勤があっても。
子どもたちが成長して家を出ても。
いつ帰ってきても変わらない場所。
家族の拠点になる場所。
そんな家が欲しいと思いました。
今では子どもたちも大きくなりましたが、あの頃考えたことは間違っていなかったと思っています。
家づくりの話になると猫の話になった
家づくりを考え始めると、不思議なことが起こりました。
いつの間にか猫の話が増えたのです。
日当たりの良い窓辺が欲しい。
リビングは広い方がいい。
キャットウォークがあったら楽しそう。
猫が歩きやすい床がいい。
まだ猫を迎える予定が決まっていたわけではありません。
それでも、家族みんなが自然と猫との暮らしを想像していました。
今思えば、その頃にはもう猫を迎える未来が当たり前になっていたのかもしれません。
住宅展示場巡り
休日になると住宅展示場へ行くようになりました。
いろいろな家を見ました。
広いリビング。
吹き抜け。
大きな窓。
最新の設備。
どの家も魅力的でした。
一方で現実も見えてきます。
予算。
住宅ローン。
土地探し。
夢だけでは家は建ちません。
それでも家族で将来の話をしながら展示場を回る時間は楽しいものでした。
今振り返ると、あの時間も家づくりの大切な思い出です。
猫と暮らすための家
もちろん家を建てる理由は猫だけではありません。
子どもたちのため。
家族の将来のため。
安心して暮らすため。
理由はたくさんありました。
それでも、
「猫と暮らしたい」
という気持ちが背中を押してくれたことは間違いありません。
もしデボンレックスと出会っていなかったら。
家づくりに対する考え方も少し違っていたかもしれません。
猫と暮らす未来を想像しながら家を考える。
それは私たちにとって、とても楽しい時間でした。
家づくりが進む中で
家づくりは少しずつ進んでいきました。
土地が決まり。
間取りが決まり。
少しずつ理想の家が形になっていきます。
そしてその頃も、キャッテリーとのやり取りは続いていました。
まだ迎える子は決まっていません。
でも、いつか迎えたいという気持ちは変わりませんでした。
家づくりと猫との暮らし。
私たちの中では、その二つはすでに同じ未来の話になっていました。
まとめ
家を買うという決断は、人生の中でも大きな決断でした。
住宅ローンへの不安もありました。
転勤への不安もありました。
それでも私たちは、家族の居場所を作ることを選びました。
そして、その未来には猫の姿もありました。
家は少しずつ完成へ向かっていました。
でも、その家で一緒に暮らす家族はまだいませんでした。
そんなある日。
キャッテリーのオーナーさんから一本の連絡が入ります。
「きっと好きになると思う子が生まれました」
その連絡が、我が家の運命を大きく変えることになります。
次回は、エマとの出会いについて書こうと思います。