猫を諦めていた我が家がデボンレックスと出会うまで

【我が家の物語】

第1話 猫を諦めていた我が家がデボンレックスと出会うまで ← 今回

第2話 猫と暮らしたくて家を買いました

第3話 運命の子猫との出会い|エマを迎えた日

第4話 エマが家族になって変わったこと

第5話 2匹目を迎えることにした理由|ティティとの出会い


はじめに

今、我が家には2匹のデボンレックスがいます。

エマとティティ。

朝起きれば当たり前のように隣にいて、家族が帰れば出迎えてくれる。

そんな暮らしが今では日常になっています。

しかし、少し前まで私たちは猫と暮らすことを半ば諦めていました。

猫が嫌いだったわけではありません。

むしろ家族みんな猫が好きでした。

それでも現実にはいくつかの壁がありました。

社宅暮らし。

そして猫アレルギー。

猫と暮らしたい気持ちはあっても、それは実現が難しい夢のようなものでした。

そんな我が家の人生を大きく変えることになったのが、デボンレックスとの出会いでした。

今回は、我が家がデボンレックスと出会うまでのお話です。

私は猫と一緒に育った

私は子どもの頃、実家で猫と暮らしていました。

家に帰れば猫がいる。

気が付けば隣で寝ている。

そんな生活が当たり前でした。

だから大人になってからも、いつかまた猫と暮らしたいという気持ちはずっと持っていました。

結婚して子どもが生まれてからも、その思いは変わりませんでした。

子どもたちも動物が好きでした。

テレビで猫が映れば見入っていましたし、ペットショップへ行けば必ず猫のコーナーに立ち寄っていました。

家族みんなが猫好き。

それなのに猫がいない。

そんな状態でした。

猫と暮らせなかった理由

理由は二つありました。

一つは社宅暮らしだったことです。

転勤がある仕事のため、住む場所は仕事の都合に左右されます。

社宅ではペットを飼うことができませんでした。

そしてもう一つは猫アレルギーです。

子どもの一人に猫アレルギーがありました。

猫が好きだからこそ、無理はしたくありませんでした。

家族がつらい思いをするくらいなら、猫を飼わない方がいい。

そう考えていました。

だから我が家にとって猫は、

「好きだけれど暮らせない存在」

でした。

一冊の雑誌との出会い

そんなある日、一冊の猫雑誌を読んでいた時のことです。

見たことのない猫が載っていました。

大きな耳。

独特の被毛。

どこか不思議な顔立ち。

それがデボンレックスでした。

最初は正直、

「変わった猫だな」

という印象でした。

ところが不思議なもので、見れば見るほど気になってきます。

そこで詳しく調べてみることにしました。

すると、あることを知ります。

デボンレックスは抜け毛が少なく、一般的な猫と比べるとアレルギー症状が出にくいと言われていることでした。

もちろんアレルギーが出ないわけではありません。

それでも、それまで猫との暮らしを諦めていた私たちにとっては大きな希望でした。

もしかしたら。

本当にもしかしたら。

我が家でも猫と暮らせるかもしれない。

そんな期待が生まれました。

デボンレックスを知れば知るほど惹かれていった

さらに調べると、見た目以上に性格に惹かれていきました。

人が大好き。

抱っこを嫌がらない。

家族の後をついて歩く。

猫なのに犬みたい。

そんな言葉がたくさん出てきました。

当時の私は、

「本当にそんな猫がいるのだろうか」

と思っていました。

でも気になって仕方ありません。

そして、実際に会ってみることにしました。

初めてデボンレックスと会った日

キャッテリーを訪ねたのは仕事で出張した夫でした。

ただ、私も気になっていたのでテレビ電話をつなぎながら見学しました。

初めて見たデボンレックス。

写真で見るのと実物ではまったく違いました。

大きな耳。

大きな瞳。

そして人懐っこさ。

自然に近寄ってきます。

抱っこをしても嫌がりません。

こちらを見つめる表情も豊かでした。

私は完全に心を奪われていました。

「こんな猫がいるのか」

それが正直な感想でした。

見学が終わったあとも、その日のことが頭から離れませんでした。

家族に話した日のこと

子どもたちに、

「すごくかわいい猫がいた」

「人懐っこくて驚いた」

「思っていた猫とは少し違った」

そんな話をしたことを覚えています。

その日を境に、我が家ではデボンレックスの話題が少しずつ増えていきました。

雑誌を見返したり。

写真を見たり。

特徴を調べたり。

まだ猫を迎える予定があったわけではありません。

それでも、

「こんな猫と暮らせたら楽しそうだね」

という話をするようになっていました。

今思えば、その頃から家族の気持ちは少しずつ同じ方向を向き始めていたのかもしれません。

いつか一緒に暮らしたい

当時の我が家には社宅という問題がありました。

猫アレルギーもありました。

簡単に迎えられる状況ではありませんでした。

それでも家族の気持ちは少しずつ同じ方向を向いていました。

いつか一緒に暮らしたい。

いつか家族として迎えたい。

まだ漠然とした夢でした。

でも、その夢は以前とは違っていました。

手の届かない夢ではなく、少し頑張れば叶うかもしれない夢になっていたのです。

今振り返ると、この時がすべての始まりでした。

家を建てることも。

エマと出会うことも。

ティティを迎えることも。

家計を見直すことも。

すべてはこの時の小さな希望から始まったように思います。

まとめ

我が家は一度、猫との暮らしを諦めていました。

社宅暮らし。

猫アレルギー。

現実的に難しい理由はいくつもありました。

それでもデボンレックスとの出会いが、その考えを変えてくれました。

もちろん、この時点ではまだ猫はいません。

家もありません。

ただ、

「いつかこの猫と暮らしたい」

という気持ちだけがありました。

そして、その思いが少しずつ家族を動かしていくことになります。

この出会いが、その後の家づくりや暮らし方まで変えることになるとは、この時はまだ思っていませんでした。

次回は、なぜ我が家が持ち家を選んだのか。

そして猫と暮らせる家を目指して、家づくりを始めた頃のお話を書こうと思います。