はじめに
我が家には、エマとティティという2匹のデボンレックスがいます。
そして、子どもたちもいます。
猫と子どもが同じ家で暮らすようになると、家の中の空気は少し変わります。
猫たちが子どもたちの近くでくつろいだり、子どもたちが猫に話しかけたり、リビングで同じ時間を過ごしたり。
特別なことをしているわけではありません。
でも、エマとティティがいることで、子どもたちとの関わり方にも小さな変化が生まれました。
今回は、デボンレックスと子どもたちの距離感について、我が家で感じていることを書いてみます。
猫と子どもは自然に近づいていく
最初から、子どもたちと猫たちが完璧な距離感で暮らしていたわけではありません。
猫にも気分があります。
子どもにも勢いがあります。
近づきたい時もあれば、そっとしておきたい時もあります。
でも、一緒に暮らしているうちに、少しずつ距離感ができてきました。
エマがソファでくつろいでいる時。
ティティがリビングを歩き回っている時。
子どもたちがその近くで過ごしている時。
それぞれが、何となく相手の存在を受け入れているように見えます。
無理に仲良くしようとしているわけではありません。
同じ家の中で、自然に近くにいる。
それが我が家の猫と子どもたちの関係に近いと思います。
エマにはそっと近づく
エマは、おっとりした優しい性格です。
自分から強く主張するというより、静かに近くにいるタイプです。
子どもたちも、エマに対しては自然と少しゆっくり接しているように感じます。
急に近づきすぎない。
寝ている時はそっとしておく。
なでる時も、様子を見ながら。
エマは、静かな空気が似合う猫です。
ソファの近くで待っていたり、家族のそばでくつろいでいたりする姿を見ると、こちらまで少しゆっくりした気持ちになります。
子どもたちも、エマのそういう雰囲気を感じているのかもしれません。
エマと接する時は、にぎやかに遊ぶというより、そばにいて安心するような関係です。
我が家では、エマは子どもたちにとっても「そっと大切にしたくなる存在」なのだと思います。
ティティとは遊びながら近づく
一方で、ティティは好奇心旺盛なやんちゃ坊主です。
家族が何かを始めると、すぐに見に来ます。
子どもたちが動けば、ティティも反応します。
おもちゃが出てくると、目の色が変わります。
楽しそうなことがあると、自然に参加してきます。
ティティとの距離感は、エマとは少し違います。
ティティは、遊びの中で子どもたちと近づいていくタイプです。
レインボー色のリボンを見せると、すぐに反応します。
動くものを追いかけたり、家族の近くをうろうろしたりします。
子どもたちにとっても、ティティは一緒に遊べる存在です。
ただし、ティティが元気だからといって、何をしてもいいわけではありません。
遊ぶ時も、ティティの様子を見ながら。
疲れていそうなら休ませる。
嫌がっている時は無理に続けない。
そんな関わり方を、少しずつ覚えていくことが大切だと感じています。
子どもたちも猫の気分を学んでいく
猫と暮らしていると、子どもたちは自然と猫の気分を見るようになります。
今は触ってもよさそう。
今は寝ているからそっとしておこう。
今は遊びたい気分かもしれない。
今は近づきすぎない方がよさそう。
猫は言葉で説明してくれません。
でも、表情や体の向き、しっぽの動き、距離の取り方で、何となく気持ちを伝えてくれます。
子どもたちは、毎日の暮らしの中でそれを少しずつ感じ取っているように思います。
エマは静かに待つ。
ティティはわかりやすく反応する。
性格が違う2匹がいることで、子どもたちも接し方を自然に変えています。
これは、猫と暮らしているからこそ得られる経験なのかもしれません。
リビングで同じ時間を過ごす
我が家では、リビングが猫と家族の中心です。
子どもたちがリビングにいる。
エマがソファの近くでくつろぐ。
ティティがオットマンや床で寝ている。
家族がそれぞれの時間を過ごす。
そんな風景がよくあります。
何か特別な遊びをしていなくても、同じ空間にいるだけで十分な時があります。
子どもたちがテレビを見ている横で、エマが静かに寝ている。
ティティが近くを通って、少しだけ様子を見に来る。
家族の誰かがそれを見て笑う。
そういう小さな時間が、我が家らしい日常になっています。
猫と子どもが常にべったりしているわけではありません。
でも、近くにいる。
同じ空間を共有している。
お互いの存在が自然にある。
その距離感が、我が家にはちょうどいいと感じます。
兄弟げんかのあとにも猫がいる
子どもがいる家庭では、兄弟げんかをすることもあります。
ちょっとした言い合い。
気まずい空気。
何となく部屋が静かになる時間。
そんな時でも、猫たちはいつものように過ごしています。
エマがソファで寝ている。
ティティが近くを歩いている。
何事もなかったように、いつもの場所にいる。
その姿を見ると、少し空気がやわらぐことがあります。
誰かが、
「ティティ見て」
「エマ、寝てるよ」
と言うだけで、家の中の空気が少し変わります。
猫たちは、何かを解決しようとしているわけではありません。
でも、そこにいるだけで、家族の気持ちを少しゆるめてくれることがあります。
我が家にとって、エマとティティは家族の間にある小さなクッションのような存在でもあります。
抱っこや触れ合いも自然に
デボンレックスは、人との距離が近い猫だと感じます。
我が家のエマとティティも、家族のそばにいることが多いです。
そのため、子どもたちとの触れ合いも自然に生まれます。
近くに来た時になでる。
膝に来た時にそっと受け入れる。
抱っこできる時は、無理のない範囲で抱っこする。
特にティティは、赤ちゃん抱っこのような抱っこを受け入れてくれることがあります。
子どもたちにとっても、猫を抱っこしたり、なでたりする時間は嬉しいものだと思います。
ただ、猫の気分を無視しないことは大切です。
抱っこしたい時ではなく、猫が大丈夫そうな時に。
触りたい場所ではなく、猫が嫌がらない場所を。
長く抱っこしすぎず、様子を見ながら。
そうした小さな配慮も、猫と暮らす中で自然に身についていくのかもしれません。
猫との距離感は家族ごとに違っていい
猫と子どもの関係には、正解がひとつではないと思います。
べったり仲良しの家庭もあると思います。
少し距離を置きながら暮らす家庭もあると思います。
遊ぶ時間が多い家庭もあれば、同じ空間で静かに過ごす家庭もあると思います。
我が家の場合は、エマとティティ、それぞれの性格に合わせながら、自然な距離感で暮らしています。
エマには静かに。
ティティとは楽しく。
寝ている時はそっと。
遊びたい時は一緒に。
その時々で、ちょうどいい距離を探しています。
猫との暮らしは、無理に理想の関係を作るものではなく、毎日の中で少しずつ関係ができていくものなのだと思います。
おわりに
エマとティティがいることで、子どもたちとの暮らしにも小さな変化がありました。
猫の気分を見ること。
そっと近づくこと。
遊び方を考えること。
同じ空間で過ごすこと。
家族の会話が増えること。
どれも特別なことではありません。
でも、毎日の中で少しずつ積み重なっている大切な時間です。
エマは、優しく静かに寄り添ってくれる存在。
ティティは、元気に家族を明るくしてくれる存在。
子どもたちとの距離感も、それぞれ違います。
その違いも含めて、我が家らしい猫との暮らしなのだと思います。
これからも、エマとティティ、そして子どもたちが、それぞれに心地よい距離感で過ごしていけたらいいなと思っています。